《Super Mirror Market ’18》
インスタレーション
於|「黄金町バザール2018」本井ビル
2018
協力|今井さつき,上田美里,平井亨季,黒澤幸代
烏{日頃からメランカオリが収集しているポテトチップスや冷凍食品などのパッケージの銀面を用いて制作した鏡的なものが棚に陳列されていて、 壁には開かれた銀面の袋が一面に貼られている。会期中に来場者が持ってきてくれた銀面を査定し、それに見合う景品(冷凍食品やスナック菓子などの銀面じゃない方を図像に沿って切り抜いたもの)との交換を行った。この交換は「裏取引」と呼ばれた。廊下では、電光掲示板を用いた占いが定期的に行われていた。
この作品を展示するにあたり、会場と格闘することから始まった。かつては日曜大工が住んでいたらしい。ここ長らくは玩具屋のデッドストックが置かれていたようだ。そんな日曜大工の置き土産である書き込みがされたカレンダーや玩具のデッドストック品などから得た情報を汲み取ることをしていた。制作をサポートしてくれた式神と呼んでいる友人たちによる清めの道具、会場に放置されていたオモチャ(マジカルバナナセットなど)を用いて展示のプラニングをする記録映像なども一緒に展示された。